【最初の歪みペダル】BOSS DS-1 レビュー

BOSS(ボス)DS-1をレビューします。最初の歪みペダルとして買われた方が多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人です。現行品のメイドイン台湾製となっております。日本製ではないです。

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特徴

定番ブランド、BOSSのディストーションペダルになります。大定番の歪みペダルですね。Nirvanaのカートコバーン等、ロックスターも使用していたペダルです。(使用していたのは日本製の方ですが)

1989年にDS-1の日本製は生産終了します。2001年に再度復活するのですが、現行品は全て台湾製となっております。

回路や配線等は変わっていないようですが、使用されているコンデンサが三菱(台湾製)と東芝(日本製)で異なっているようです。日本製はマイルドなヴィンテージサウンドで、台湾製は若干尖ったモダンサウンドであるとのことです。

エフェクターの音作りについて

ザーザーのディストーションサウンドですね。ONにすれば音の輪郭が潰れ、ザーザーのディストーションサウンドになります。単音で弾くとどうしても軽い音になってしまいがちです。原音の後ろの方で高音成分がシャーシャーと鳴り続けます。

どんなに良いギターを使ってもいい意味でも悪い意味でもこの音になりますね。音に輪郭がなく、コードの分離感がないです。ノイズもきついですね。1980年代当時は今ほどエフェクターペダルがなかったので、これでもノイズの少ない画期的なエフェクターペダルと呼ばれていたようです。

LEVELつまみを12時でフラットです。右に振り切ってもそこまで音量は稼げないですね。ブースターには向かないと思います。

TONEつまみは左に回すと音が籠り、右に回すとシャーシャーな高音成分が出てきます。振り切るとちょっと耳が痛いLVまで上がります。ほどほどにするのが良いかなと思います。

DISTのつまみでゲインコントロールできます。オーバードライブ~ディストーションの範囲で歪み量が変えられます。歪み量をあげるとシャーシャーする音まで大きくなってきますね。

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総評

ド定番のディストーションペダルです。現代はコンパクトエフェクターの数が圧倒的に増えていますので、現状はこのペダルで音を作ることもなくなってしまったかなといった印象です。

一番最初に購入するディストーションペダルはこちらでも良いかなと思います。価格が滅茶苦茶安いので、歪みエフェクターとはこういうものなんだなという感覚を得られるには最適ではないかなと思います。

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