【E-Bucker搭載】Gibson Custom shop Historic Collection 1959 Les Paul Reissue Hand-Selected Heavy Aged 2014 レビュー

今回紹介するのはGibson Custom shop Historic Collection 1959 Les Paul Reissue Hand-Selected Heavy Aged 2014です。

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特徴

ギブソンカスタムショップのヒストリックコレクションモデルのレスポールです。

1959年のリイシューモデルです。1959年が一番人気ですね。

58年モデルと比較するとネックが若干細くなって握りやすくなっています。

ヘビィエイジド加工がされており、かなりきついエイジドになっております。

裏側ボディ中央の強烈なエイジドがヘビィエイジドの証です。

そして2014年物です。この年は当たり年だったようで、期待大です。

E-Buckerについて

ピックアップはE-Buckerとなっております。基本的にヒスコレに乗せてあるピックアップはカスタムバッカーなので、非常に珍しいタイプですね。

単体で売っていることはなく、ギブソンのハイエンドモデルにのみ搭載されているピックアップです。

中古でたまにヤフオクとかで見かけますが、どれもギター一本買えそうな額してます。

粒立ちの良い綺麗に鳴る繊細なサウンドが特徴的です。

レスポールの荒々しいサウンドとは正反対なイメージですね笑

ただ、Custom BuckerやBurst Buckerよりも出力は抑え気味なので、ギターそのものが本当によく鳴るギターに搭載させないと真価は発揮されないピックアップです。

鳴らないギターに搭載してもパンチの弱いしょぼい音になるだけですね。

ギブソンもそれが分かっているからハイエンドモデルのギターにしか搭載していないのかもしれませんね。

Hand-Selectedについて

ハンドセレクトモデルです。

ディーラーが定期的にナッシュビルにあるギブソン・カスタム・ファクトリーへ出向き、ボディ・トップ材(メイプル)を実際に見て、触って、確認して選ぶオーダー・システムです。

ハンド・ピックとも呼ばれています。

ギブソン・カスタム・ファクトリーが集めているLPR9(59リイシューのこと)用の木材は、ギター用のメイプルとしては最高のものです。その最高のトップ材の中から、更に1枚1枚木目を確認しながら選定されていくので、そこから選ばれた1枚は厳選された最高峰の木材であることは間違いないです。

そのため、少しばかり値段が張ります。手間暇かかってますしね。しょうがないですよね。

ギターの音・鳴り

圧倒的に美しいクリーンサウンドが特徴的なサウンドです。

ギターそのものが非常に良く鳴る当たり個体なので、E-Buckerを乗せてても出力の弱さは感じられないですね。

とにかくクリーンが綺麗になってくれます。これはE-Buckerのピックアップの特徴なのかと思います。

コードを一発鳴らしてもネックからボディまで抜群に鳴ります。

ネックの太さも丁度良く、とても弾きやすいです。1959モデルの特徴ですね。

最初から鳴りはよかったですが、ずっとメインギターで使っていたので、弾きこんでいくとさらによく鳴ってくれるようになりました。

歪みの乗りも非常に素晴らしいです。がっつり歪ませても音が潰れることなく、綺麗に分離してくれます。

音の主張も激しいですね。どんどん前へ出てきてくれます。

通常のレスポールとは違い、ローよりもミッドハイ寄りのトレブリーなサウンドです。もちゃついた音にならず、非常に音抜けのいいストレスのないサウンドです。

レスポンスも爆速で、弾いた瞬間に音が出ます。ストレスフリーで快適です。

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総評

非常にクリーンが綺麗でミッドハイ寄りで音抜けが良いレスポールです。

他にもいくつかヒスコレのレスポールを弾かせてもらいましたがやはりこれが最強でした。手放すことはもうないと思います。

ハンドセレクトですので、通常よりは多少値は張りますがそれ相応の価値はあると感じています。

クリーンサウンドでもバンドアンサンブルに埋もれず音が抜けてきてくれるのは大変心強い。

音の主張が強いので、リードギターにマッチするかと思います。

これより良いレスポールはちょっと考えられないので、ずっと私のメインギターになるかと思います。

Gibson Custom Shop Historic Collection 1959 Les Paul Standard
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