オヤイデ電気 TUNAMI GPX-Rをレビューします。オーディオ界隈ではド定番の電源ケーブルですね。定番中の定番です。
特徴
オヤイデ電気 TUNAMIシリーズのフラッグシップモデルになります。オーディオ界隈では超有名と言っていいほどの定番の電源ケーブルですね。
5.5sqほどの極太の導体を採用し3層ものレイヤのシースが施されています。
(オヤイデGPX-Rの断面図 オヤイデ電気公式HP参照)
通常の電源ケーブルとは圧倒的に違うことがわかりますね。導体が極太の上に外部の雑音の影響をカットするためにシールド・シースで何重にガードされています。絶縁体も高分子ポリオレフィンを採用し、信号のロスを抑えています。
プラグも一つ一つ職人さんの手によってバフ仕上げが施され、丁寧に磨き上げられています。
ケーブル長は6FT(1.8m)です。取り回しは良いとは言えないですね。かなり硬いと思います。こればっかりはしょうがないですが・・・・。
ケーブルの音質・評価について
ケーブルの総合評価ですが、TUNAMI GPX-Rは・・・
5点
(評価:1~10点の10段階評価)
・音の分離 5点
・解像度 5点
・音圧 5点
・S/N比 5点
私が購入した初めての電源ケーブルということで、オヤイデTUNAMI GPX-Rを今後の評価の基準として総合評価5点にしております。(ちなみに、アンプに付属している電源ケーブルは総合評価1点とします。)
アンプの付属品の電源ケーブルからこちらに変えると別次元に変わります。据え置きのマーシャルアンプがまるでハイエンドアンプになったかのような変化量です。音作りは電源から改めるべきと認識させてくれた素晴らしい電源ケーブルです。
まず、アンプを起動した際の電源ノイズが変わります。「ジジジジ」の音が誰が聴いても軽減されていることがわかります。
解像度・音の分離感は露骨に変化します。1音1音綺麗に分離して鳴ってくれるようになります。
音圧・パワー感も明らかに強くなりますね。本当に同じボリュームなのか?というくらいパンチのあるサウンドに仕上げてくれます。
音の帯域はフラットですね。特に癖がないので非常に使いやすいと思います。
アンプの音色を変化させずに、音質をシンプルに改善してくれます。
エフェクターボードの電源ケーブルに採用してみても良いでしょう
総評
アンプの音質をシンプルに底上げしてくれる電源ケーブルですね。悪い点は取り回しが悪い事くらいです。
音圧・パワー感、解像度・音の分離全てにおいてパワーアップしてくれる万能なケーブル。
音の帯域はフラットでオールラウンダー
オーディオ界隈でもトレンドになるのが納得できる電源ケーブルです。ただ単純に良くしてくれるので万能で使い勝手が良いですね。
アンプに挿しても良し、エフェクターボードの電源に採用しても良しです。
値段はそれなりにしますが、その分のパフォーマンスも期待できるので問題ないかなと思います。
オーディオコーナーに行けば割と置いてある率が高いのも嬉しいところです。買いやすいですね。
今後の電源ケーブルの評価はこちらを基準にして点数をつけていきます。