Acoustic Revive（アコースティックリバイブ） POWER STANDARD tripleC FMをレビューします。これまた電源ケーブルの定番モデルです。
特徴
Acoustic Revive（アコースティックリバイブ） POWER STANDARD tripleC FMになります。
こちらもオヤイデTUNAMI GPXシリーズと同様、定番の電源ケーブルです。
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Acoustic Reviveとは？
ハイエンドのオーディオアクセサリーを販売しているブランドとなります。（通称アコリバ）
ソースに刻まれた信号をピュアに伝送し、よりリアルな音のステージをリスニングルームに解き放つというのがアコリバの理念であり、製品開発において、テクノロジーから素材の物性に至るまで、既成概念に捕らわれず、技術と感性を惜しみなく注ぎ、妥協することなく突き詰め続けています。
アコリバはプロの世界、例えばレコーディング・スタジオやマスタリングスタジオで多くのエンジニアの支持を得て導入されています。
ケーブルの類だけでなく（メインはケーブルですが）、電源タップ・パワーコンディショナー等のアクセサリーの販売も行っています。
POWER STANDARD tripleC FMはオーディオ導体 PC-TripleCを極太の 3.5 sqで採用されており、比誘電率に優れたPE絶縁、振動を吸収し静電気の発生を防ぐ天然綿緩衝材、外来ノイズの飛び込みと複写ノイズを防ぐ銅箔シールド、ダブルシールド効果と帯電除去効果のあるカーボンCSF チューブにオーディオグレード電源プラグとインレットコネクターを搭載し、音質に拘り抜いた電源ケーブルです。
POWER STANDARD tripleC FM断面図（Acoustic Revive公式HPより）
導体に振動が加わらないよう緩衝材を完備し、さらにそこからシールドを重ねて被覆で外部ノイズをカットしております。
ケーブル部分だけでなく、電源プラグも拘っています。
電源プラグにFURUTECH製無メッキオーディオグレードを採用、インレットコネクターにもFURUTECH製金メッキオーディオグレードFI-15plusを採用し、電源供給能力を更に高めています。
そして、電源ノイズとグラウンドノイズを一掃させるファインメットビーズ(日立金属の登録商品)を搭載されているので、電気信号が更にクリーンな状態になります。
（Acoustic Revive公式HPより）
こちらは2.0m物となっております。ケーブルはヤードポンド法を採用されているケースが多くて3ft(1.8m)がスタンダードですけど、こちらは通常通りメートル法を採用されていて気持ち長いですね。
取り回しもハイエンド電源ケーブルの中ではそれなりに良い方だと思います。
ケーブルの音質・評価について
ケーブルの総合評価ですが、POWER STANDARD tripleC FMは・・・
5.5点
(評価：1~10点の10段階評価)
・音の分離 5点
・解像度 5点
・音圧 5点
・S/N比 5点
基本的にオヤイデGPXシリーズと同格の電源ケーブルだと思います。
ローもハイも全体的にしっかり出てきますし、ノイズもちゃんと軽減してくれますし輪郭もくっきりになりますね。
ケーブルで音に癖がつくこともなく、シンプルに音質を改善してくれる使いやすい電源ケーブルです。
オヤイデGPXシリーズよりは気持ちこちらの方が音圧は出るかな？といった印象。正直、そこまで大きく差はないかと思います。ですので、0.5点だけオマケで上げておきます。
今回、こちらと弾き比べたのがAnalysis Plus Power Oval 2ですが、さすがにこの電源ケーブルを超えることはありませんでした。
値段相応のパフォーマンスですね。
アナリシスプラス Power Oval 2をレビューします。このランクからオーディオに使用する電源ケーブルになってきます。特徴Analysis Plus社の電源ケーブルになります。[…]
総評
こちらもオヤイデGPXシリーズ同様、アンプの音質をシンプルに底上げしてくれる電源ケーブルです。
値段もオヤイデGPX-Rと大きく変わらないですし、性能もほぼ対等だと思いますのでお好みで選んでもいいかなと思います。
こちらの方が気持ち長いですし、取り回しも良いので使い勝手はいいですね。
音圧・パワー感、解像度・音の分離全てにおいてパワーアップしてくれる万能なケーブル。
音の帯域はローもハイもしっかり出力され、バランスのいい音
さすがはアコリバですね。とりあえずこれを使っておけば間違いない電源ケーブルかと思います。
一旦、こちらを基準として他の電源ケーブルをチョイスしていくのも良いですね。
