【JCM800系】JHS Pedals Angry Charlie V3 レビュー

JHS Pedals Angry Charlie V3 をレビューします。マーシャル系ディストーションペダルです。JHS Pedalsと言えばこのペダルですね。

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特徴

JHS Pedalsはアメリカのハンドメイドエフェクターブランドです。その中でも、Angry CharlieシリーズはJHS Pedalsの主力のエフェクターペダルになります。それのバージョン3です。

こちらはJCM800を彷彿とさせるディストーションサウンドを作り上げることができます。JTM45サウンドのCharlie Brownと比べて、もっと深く歪むディストーションサウンドが特徴です。

つまみはボリューム、ドライブ(ゲイン)、ベース、ミドル、トレブルの5つついてます。標準的な歪みエフェクターペダルは大抵トーンの1つだけに対してこちらは3つイコライザーがついてますので幅広い音作りができますね。V2ではイコライザーがトーンとプレゼンスしかついてなかったので、V3の方が使いやすくなったと言えます。V1はトーンしかついていませんしね。音色はそんなに変わりはないです。V3さえ買っておけば遡ってV1、V2を揃えなくても良いかなと思います。

エフェクターの音作りについて

ド直球のマーシャルサウンドですね。とても忠実に再現されていると思います。スタジオ備え付けによくあるJCM2000のウルトラゲインチャンネルと弾き比べてみましたが、かなり近い音作りができます。マーシャルアンプを使えば、歪みチャンネルがそのまま足元にあるみたいなイメージです。

やはり、3イコライザーがあるのが非常に便利ですね。JCM2000だとウルトラゲインチャンネルにイコライザーがついていないので、クリーントーンとイコライザーを使い分けたい時は大変困りましたが、これがあると細かい設定ができるので音作りがしやすいです。

つまみの効きは5つともフラットで使いやすいです。12時にすれば全てフラットになるのでそこから調整していけば良いかなと思います。

マーシャルアンプはイコライザーに独特の癖がありますが、このエフェクターはないですね。感覚的に使えると思います。

ドライブは12時を基準に下げていけばオーバードライブサウンド、上げていけばディストーションサウンドになってくれます。レスポールなどのハムバッカーで使う場合は下げ気味に、シングルコイルは上げ気味に使うと抜けの良いカッコイイマーシャルサウンドになります。マックスにしてもファズの領域までは歪まないです。

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総評

非常に使いやすい王道マーシャルサウンドの歪みペダルです。マーシャル系の音でハードロックがしたい人にはうってつけのペダルではないでしょうか。

自分の好きなマーシャルアンプを持ち込みできない人はこれを買っておけばスタジオ・ライブハウスの備え付きのマーシャルアンプがどんな型でも納得のいく音作りができると思います。

イコライザーの効きもマーシャルアンプと違って癖がなくフラットなので大変使いやすいですしね。

お値段はやや高めですが、使ってみれば納得のいく額だと思います。マーシャル好きには大変おすすめできるペダルです。

 

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