【国産最強】ESOTERIC 7N-PC9900 MEXCEL 電源ケーブル レビュー

ESOTERIC(エソテリック) 7N-PC9900 MEXCELをレビューします。国産のハイエンドオーディオメーカーの電源ケーブルです。ケーブルだけでなく、様々なオーディオ機器を販売しています。

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特徴

ESOTERIC(エソテリック) 7N-PC9900 MEXCEL電源ケーブルです。こちらはESOTERIC社の電源ケーブルのフラッグシップモデルになります。オーディオ用機器を製作している国内メーカーです。  

ただ、ESOTERICの電源ケーブルはアクロリンクのOEM(original equipment manufacturer 他社ブランドの製品を製造すること、またはその企業)ですので、プロデュースしているのはアクロリンク社となっており、2社の共同生産によって完成されています。

MEXCELは三菱電線工業株式会社の平角マグネットワイヤ(今は三菱マテリアルに事業譲渡したようですが)です。従来、平角エナメル線は断面の長方形の4つの角への絶縁被膜形成が困難で、多くは丸導体がやむなく使用されていたようです。MEDIS電着絶縁法による導体素材技術で、絶縁樹脂の電気メッキとも言える製造方法により、形状にかかわらず均一な絶縁を実現し、素線の表面を絶縁処理することにより、導体面積を最大化させ、表皮効果による高周波特性の減衰を防止に成功されたとのこと・・・。断面形状は平角型となっています。

導体は7N Cu(銅)で純度99.99999%です。不純物がもうほとんどないですね。

導体被膜(ジャケット、シース)には高級素材ポリオレフィン樹脂を採用され、内シースと外シールドの間にも中間シースが追加され、何層にも重ねてあります。外部からのノイズは完全にカットされます。

コネクターはESOTERIC社が製作されたものを採用。よく他メーカーのコネクターが使われているケースが多いですが、今回は自社設計となっていますね。

長さは1.5mとなっています。メーカー希望小売価格は税込437,800円・・・・。国内の電源ケーブルでは最高に高い部類ですね。中古市場でも20万円以上で安定しています。とんでもない電源ケーブルですね。

取り回しは良くも悪くもないですね。普通です。ハイエンド電源ケーブルであれば許容できる範囲ではないでしょうか。

ケーブルの音質・評価について

ケーブルの総合評価ですが、7N-PC9900 MEXCELは・・・

9点

(評価:1~10点の10段階評価)

・音の分離 9点

・解像度 9点

・音圧 9点

・S/N比 9

全ての項目において最高。弱点が特に感じられない最強の電源ケーブルですね。これ以上の物があると期待を込めて9点の評価にしております。国内だけでなく、世界と全然やりあえる電源ケーブルです。

こちらもアクロリンクと同様、音の傾向としてはオヤイデTUNAMI GPX-Rをそのまま強くしたようなイメージですね。癖がなく、音もフラットで使いやすいです。結局アクロリンクがプロデュースした電源ケーブルですので、傾向が似るのは当然と言えるでしょうか。

音の解像度・分離感はBMI OCEANIC STATEMENTには及ばないものの、最高峰です。1音1音綺麗に分離され、滅茶苦茶クリアに聴こえます。これで満足できなければ何ならいいんだというくらい。ACROLINK 8N-PC8100をシンプルに強化された音がします。

音圧・パワー感も素晴らしいですね。もしかしたらSiltech Triple Crownに匹敵するんじゃないか?というくらいパワフルで音が飛んできてくれます。最高に気持ち良いですね。

何層にも重ねられた被覆のおかげでしょうか、ノイズもほとんど感じられないですね。アンプの電源ノイズが無音になります。

本当に全てにおいて弱点がないです。

アンプに搭載してもよし、エフェクターボードに搭載してもよしです。予算さえあれば2本ともこちらを使うと最強かもしれません。

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総評

国産最強のハイエンド電源ケーブルだと思います。全てにおいて高評価で弱点が一切ないです。凄まじい電源ケーブルですね。

全てのステータスがトップクラス。まるで弱点がない。

音の癖もなく、フラットで使いやすい。オールラウンダータイプ。

音楽のジャンルは問わず、何に使っても効果を発揮してくれそうです。汎用性が高いですね。

国産ですので、海外のハイエンドケーブルメーカーの電源ケーブルとは違い、入手が容易です。予算さえあれば買えます。特に拘りがなく、お金も使える方ならこれを買っておけばまあまず間違いない代物ですね。

 

 

 

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