【大人気オーバードライブ】VEMURAM jan ray レビュー

ベムラム ジャンレイをレビューします。すっかり大人気ド定番エフェクターになりましたね。

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特徴

国産高級エフェクターブランドのVEMURAMのローゲインオーバードライブペダルです。あらゆるギタリストのボードに組み込まれている定番のオーバードライブですね。トランスペアレント系です。

あまりにも人気なので、中古市場でも定価とほとんど変わらない価格です。

1960年代のFender BlackfaceアンプのMagic 6(Volume:6 Treble:6 Middle:3 Bass:3)のセッティングを再現しているとのことです。私は60年代のFenderアンプを使ったことがないので何とも言えないですが。

つまみは左上ボリューム、右上ゲイン、左下ベース、右下トレブルとなっています。これとは別に専用のドライバーで操作できるサチュレーションコントロールのつまみがあります。

このつまみで倍音調整ができます。

このジャンレイのシリアルナンバーは3000番代です。現行品は1万以上のシリアルナンバーになっているようですが、パーツが違うので若干音も変わるようです。

エフェクターの音作りについて

音色としては輪郭がはっきりしており、音抜け抜群です。かなり主張の強い歪みペダルだと思います。一切モヤモヤしてないですね。ハリのある良い音です。エフェクターそのものがキャラクターを持ってるというより、アンプにかなり依存してくるエフェクターだと思います。マーシャル系のチューブアンプによく合います。ジャズコーラスにはあんまり向かないですね。

かなりローゲインです。本当に歪まないです。フルゲインにしてもそこまで歪量が増えるわけでもないです。12時以上にすると歪量よりもノイズが気になってくるのでこのあたりが限界なのかなと思います。クランチ~オーバードライブくらいまでが限界です。アンプをクリーンにするより若干歪ませてこれを使った方が気持ちいいオーバードライブサウンドになります。ゲインのつまみを抑え気味にすると上質なクランチサウンドになります。

ボリュームは大き目に作られていますね。10時ぐらいがフラットかなと思います。ガンガンボリュームを大きくできるのでブースターに使っても良いかもしれません。

トレブルのつまみは2時過ぎたあたりからガツンと上がってくれます。ゲインとノイズも同時に乗ってくるので上げ過ぎは禁物かなと思います。

ベースのつまみは癖がなく、フラットなのでとても使いやすいです。直感的に使えると思います。

サチュレーションのつまみがこのエフェクターのキャラクターを決定づける重要な物になります。上げていくと倍音・歪量が増えていき、下げるとタイトな音になっていきます。上げ気味のが気持ちいい音になってくれますが、上げ過ぎるとノイズが思いっきり乗ってくるので注意が必要ですね。

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総評

人気なのもよくわかる、非常にクオリティの高いペダルです。ローゲインのペダルではTimmy overdriveとよく比較されますが、こちらの方が歪み量は多く、使い勝手の良いペダルだと思います。Timmyはこれよりもっと歪まないですが、ピッキングニュアンスがよく、玄人向けです。

クランチサウンドが特に絶品でこれをボードから外せなくなりました。大きく歪ませることはできないですが、音が抜けずに悩んでいるプレイヤーにはおすすめできるペダルです。

値段も非常に高いですが、後悔はしないでしょう。

 

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