マッドプロフェッサー アンバー オーバードライブ ハンドワイヤードをレビューします。Sweet Honey Overdrive で有名なメーカーですね。
特徴
Sweet Honey Overdriveで有名なエフェクターブランドのMad Professorのオーバードライブペダルです。
プリント基板で製作されたローコストモデルではなく、こちらはハンドワイヤードモデルです。メーカー曰く、音に関しては同じ回路図で製作されているためほぼ変わらないとのことが、ハンドワイヤードモデルの方が音抜け、密度、コード感が良い傾向にあります。予算があるのであればハンドワイヤードモデルを買っておいて間違いはないでしょう。
このペダルはファットでジューシーな分厚いドライブサウンド作り出すとのこと。実力はいかに・・・。
つまみはボリューム、ドライブ、トーンの基本的な3つですね。
エフェクターの音作りについて
メーカーの言うように、ファットでジューシーで分厚いドライブサウンドのまんまですね。かなりパンチのある音がします。ハードロックに向いてますね。まさにロックンロール!みたいな音です。
ミッドローががっつり出てくれますね。ヘヴィで重厚なサウンドです。シングルコイルピックアップのギターで弾いていてもハムバッカー搭載のギターみたいな音になります。レスポールでこれを使えれば分厚いハードロックサウンドが作れますね。
ボリュームは凄まじい領域まで上がってくれます。9時~10時あたりでフラットです。これ単体でもバンドアンサンブルに埋もれないギターソロの音が作れちゃいます。ブースター等は不要ではないのかなと思います。
歪み量はオーバードライブ~ディストーションの領域まで歪ませられます。逆にクランチサウンドは全く作れないですね。9時あたりまで歪みを絞ってもがっつり歪みます。むしろそこでちょうど良いオーバードライブサウンドになりますね。そこから上げていくとディストーションのザクザクした音に変化していきます。
トーンの効きはそれほど広くないです。これを踏めばどうセッティングしてもロー感のある分厚いロックな音になります。トーンのつまみをどこにしていても使える音になりますので、良い方に考えば音作りは楽かなと思います。
総評
ミッドローが主張され、分厚いロックンロールなオーバードライブペダルです。シングルコイルのピックアップでも太いロックなサウンドになってくれます。
リードギターで使いたいところですね。ギターソロ時だけこれを踏んでも良いと思います。単体でも音量を稼げるのでブースターは不要ですね。バッキングでこのペダルはちょっとうるさいかなと思いました。
トーンの効きに幅があまりないので、音作りはしやすいかと思います。これを踏んでおけばカッコイイロックな音になる感じです。
レスポールやテレキャスターで使いたいですね。
ハンドワイヤードなのでお値段も割高ですが、それ相応のパフォーマンスは叩き出してくれるペダルかと思いました。