BOOT-LEG ( ブートレッグ ) SPIRALをレビューします。定番のフェイザーですね。
特徴
BOOT-LEG ( ブートレッグ ) SPIRALです。フェイザーペダルになります。
BOOT-LEG(ブートレッグ)は国産エフェクターメーカーです。
オーバードライブ、ディストーションなど、様々な歪み系のエフェクターを中心に、カラフルでユニークなデザインの個性的なアイテムをリリース。
中でも「Rock’n Roll Party」は有名ですよね。最近はエフェクターボードに乗せている方を見なくなってきましたが・・・。
とても薄いフェイジングから、かなり効きの深いフェイジングまで幅広く対応できます。
一般的なフェイザーエフェクターのデメリットとして、踏み込んだ瞬間の音量の増幅や極端な低下。
また歪みということが挙げられますが、こちらはその弱点も克服しているとのこと。
当然、歪んだアンプとの相性もよく、音の輪郭を不明瞭にすることなく揺れを表現することが可能。
・電源 ・入出力端子 ・入力インピーダンス ・推奨出力負荷 ・消費電流 ・外形寸法 ・重量 | :006P(9V)/ACアダプター :IN,OUT,DC入力端子(DC9V) :1MΩ :50KΩ以上 :18mA :82(W)×110(D)×44(H)mm :350g |
サイズと重量は極々一般的なエフェクターと変わらない感じですね。
つまみはDEPTH、PHASE、SPEEDの3つ。フェイザーのスタンダードなコントロールですよね。
エフェクターの音作りについて
コーラスがかかっているかのような心地よいサウンドをさらに揺れを足したようなフェイザーペダルです。
各種コントロールを切った状態でONにしてもコーラスエフェクトがかかってるかのような音になり、キャラクターが残りますね。
音の質感が心地よいです。浮遊感があってフワフワとした音になります。
これの上からディストーションをかけるとシューゲイザーにも使えますね。
音の解像度も悪くなく、エフェクトをかけてもぼんやりとなることもないですね。滅茶苦茶鮮明!みたいな感じではないですが、悪くなることも感じられない。クリーンで作った音のまま劣化させないイメージでしょうか。
スイッチをONにした時に音量が低下させないと説明文にありましたが、分からないレベルでほんの少しだけ音量が落ちるように感じます。何回もバイパス時と弾き比べてそう感じたので、普通に使う分ではそんなに気にしなくて良いかと思います。
各種コントロールのレンジ幅は割とよく、かなり広範囲のフェイザーサウンドが作れるので、使い勝手は良いと思います。
DEPTHのつまみですが、12時でフラットです。音の揺れの深さをコントロールできます。左に回し切ると揺れ幅がなくなり上げていくとどんどん揺れの深さが増します。MAXにするとグワングワンなりますね。必要な深さは確保できているので、特に不満はないですね。
PHASEのつまみですが、12時でフラットです。フェイザーエフェクトの強さのコントロールができます。このつまみだけレンジ幅が割と狭め。もっとえぐいところまで効果量があればなおよかったですが。MAXにしても原音の音がなくなるまでエフェクト音を強くするところまではできない感じです。どうしても原音が残っちゃいますね。
SPEEDのつまみですが、12時でフラットです。このコントロールのレンジ幅は広いですね。滅茶苦茶ゆったりした揺れから「ワワワワワ」みたいな爆速の揺れも作れます。14時過ぎたあたりから急激に速度が速くなります。MAXにすると凄まじいスピードで音が揺れます。
総評
心地よいコーラスサウンドの上から揺らしたようなフェイザーサウンドです。
音質も悪くなく、音の劣化が少ないです。
音量だけはONにした時に若干落ちますが、そこまで気になるほどではないレベル。かなり神経質な人でない限りは許容できる範囲かと思います。
解像度も良い方だと思います。サウンドが曇ったりすることはありません。滅茶苦茶明瞭ってわけでもないですが、音の劣化を感じることはないですね。
PHASE以外のコントロールの幅も広く、音作りの幅は広いかと思います。
エフェクターの音のキャラクターがどうしても残ってしまうので、クリーンで作った音のままで音を揺らしたいって人には向きませんね。
ほんのり心地よい音になります。
コストに見合ったクオリティかなと思います。いいフェイザーサウンドです。