オーディエンス Au24 SX 電源ケーブルをレビューします。バンド界隈ではまず耳にすることのない名前のメーカーですね。オーディオ界隈の人はご存知かもしれません。ここからスーパーハイエンド電源ケーブルになります。
特徴
Audience社の電源ケーブルAu24 SXになります。こちらはAudience社のフラグシップモデルとなります。
Audienceはアメリカのオーディオ設備メーカーになります。カリフォルニアの工場にて職人が完全に手作りしているとのことです。製造される商品は全て検査・テストに最大の注意を払い、それを潜り抜けたものだけが販売されます。日本の代理店は神奈川県にあるようです。
優秀なハイエンド仕様の内部構造を誇る導体のケーブルに、FURUTECH のFI-50 NCFを搭載した極上の電源ケーブルとなります。
ここまでくるとケーブルそのもののオーラが違いますね。見た目からしていい音にするぞ!といわんばかりの風格。
極太のケーブルですが、思ったより曲がりますね。そこまで取り回しは悪いようには思えないです。
新品の定価60万超え、中古相場でも10万は超えてくるスーパーハイエンド電源ケーブルになります。このランクから異次元な値段しますね。
長さは1.5mです。
ケーブルの音質・評価について
ケーブルの総合評価ですが、Au24 SXは・・・
7点
(評価:1~10点の10段階評価)
・音の分離 7点
・解像度 7点
・音圧 7点
・S/N比 6点
ここから明らかに音質のランクが変わるかなといった印象。もちろん値段のランクがそもそも違うのですが。
悪い要素が一切ないですね。音の濁り、曇りはあるかないかの議論は不要かなと思います。ここからは何の要素がどこまで良いのか、の比較になってくるかと思います。
音の解像度・分離は良いのは当たり前のことで、こちらは音圧・パワー感がさらに前へプッシュされるかのような音質になります。重心がローミッドよりなのでパワフルに感じられますね。
強いて言えばスーパーハイエンド電源ケーブルの割りにはノイズはそこまでカットしてくれないのかなといった印象です。勿論、ミドル級の電源ケーブルと比較すれば良いのですが。
オヤイデTUNAMI GPX-Rとの比較ですが、ここまでくると誰が聴いても聴き分けられるのかなというくらいの変化ですね。流石はスーパーハイエンド電源ケーブルです、明らかに良いですね。
エフェクターボードの電源に採用するよりかは、アンプの電源に採用したいですね。太いローミッドのパワフルな音にするようなものはやはりアンプに向いているかと思います。
総評
全体的に音質を良好にしてくれるのは勿論の事、このケーブルの傾向としましては音の重心がローミッドよりでパワフルな音に仕上げてくれます。
スーパーハイエンド電源ケーブルのため、音質改善は低価格帯の電源ケーブルと比べると圧倒的
帯域がローミッドよりで迫力がありパワフルな音
ジャンルの幅としては狭いのかなといった印象。ロック系に向いているかなと思います。
スーパーハイエンド電源ケーブルになるとオーディオ専門店にいかないと売っていないかもしれません。ここから手が出しにくくなるランクですね。