ボブバート オーバードライブ(BBOD)をレビューします。知る人ぞ知るハイエンドのエフェクターブランドです。こちらは初期型になります。
特徴
前回でレビューしましたジョン・ランドグラフとも交友関係のある鬼才ボブバードが設立したハンドメイドエフェクターブランドになります。その中でも一番人気のあるオーバードライブペダルです。
ランドグラフ ダイナミック オーバードライブ(DOD)をレビューします。裏側にはサインと型番、製造番号が記載されています。特徴海外の高級エフェクターメーカーのランドグラフの[…]
このエフェクターもボブバート本人が製作しています。
初期型は黒と緑のマーブル塗装になっています。現行品はランドグラフと同じように様々なマーブル模様の塗装が施されています。個体ごとにデザインが違うので面白いですね。
つまみは左からゲイン、トーン、ボリュームのオーソドックスな物になっています。
エフェクターの音作りについて
ランドグラフDODと肩を並べるほど素晴らしいオーバードライブペダルです。粒立ちが良く、輪郭がはっきりしていて太いロックなサウンドを出してくれます。コードの分離感も非常に良いです。モヤモヤした音にはなりません。
若干ミドルをわざと抑えた作りをしているようで、ややヘビィな音色になっています。ハムバッカーのギターを使ってこのペダルを使えばハードロックにうってつけな音がしますね。ミドルの感じが本当に絶妙なので、バッキングにもリードにも使えるかと思います。ボリュームの調節次第で引っ込めたり前に出したり自由自在ですね。
一般的な歪みエフェクターと違ってコンプレッションを軽めにしているようで、ダイナミクスを表現しやすく、ピッキングニュアンスもとても良いです。ノイズも少なめなので音がモヤモヤしません。カッティング・ブラッシングプレイをしても合いますね。
ゲインのつまみをあげて行っても音がグシャっと潰れていきません。なのにしっかりと歪んでくれます。本当にこれは凄いです。どれだけゲインをあげても音の輪郭はしっかり残してくれます。ゲインMAXにするとノイズが気になりだすのでそこだけ注意ですね。ゲイン絞り気味にしてクランチサウンドでプレイするのも良い使い方です。ゲインMAXにしてもディストーションまでの歪みにはならないです。オーバードライブの射程内に収まる感じです。
トーンのコントロールの幅は広くもなく、狭くもなくですね。音作りに使うのにちょうどいい範囲内でしか動きがないので、非常に使いやすいかと思います。しかし、若干癖がありますね。12時までは変化量がそんなになく、1時過ぎたあたりからハイがガンガン上がっていく感じです。ハイが上がっていくにつれてボリュームも若干大きくなっていくので注意です。
ボリュームは滅茶苦茶大きくはならないですが、リードで前に音を出すには十分な音量だと思います。
総評
ランドグラフDODに負けないくらいの凄く良質なオーバードライブペダルです。実際私もレコーディングで採用しました。色々なオーバードライブエフェクターを試しましたが、このエフェクターもトップクラスに優秀です。
音が一切濁りがなく、粒立ちがはっきりしていて輪郭のある太いオーバードライブサウンドが魅力ですね。音色は明るい感じではなく、やや暗めのヘビィなサウンドです。
値段が高いのがネックですね。ランドグラフほどまでは行かないにしても、ちょっと手が出しにくい値段帯です。ですが、その値段分の性能は発揮してくれるので問題ないです。
現在使用している歪みエフェクターに納得がいっていない方は試してみては如何でしょうか。ワンランク上の歪みにしてくれます。