【小型チューブアンプ】Marshall class 5 をレビュー

小型チューブアンプ Marshall(マーシャル) class 5 をレビューします。自宅でも高音質のプレキシサウンドが欲しくて購入しました。

次に上から撮った写真です。

次に裏側の写真です。

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特徴

マーシャル社の小型真空管アンプです。出力5W、1チャンネルのクラスA駆動アンプとなります。

小型と言っても W495×H415×D230ほどあるので結構存在感ありますね。重量は12kgほどです。

コントロールはボリューム、トレブル、ミドル、ベースの4つしかない最小限な構成ですね。

3心の電源ケーブルとセパレートのタイプなので良質な三心の電源ケーブルを買って来ればより高音質なサウンドを追求できます。

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ヘッドホン端子は裏側に搭載されています。自宅で大きな音が出せない人にも嬉しい作りです。

アンプの音作りについて

高音質なパンチのあるW数の割には音量も問題なく稼げるプレキシマーシャルサウンドです。

自宅で弾くには勿体ないくらいのいい音です。

意外と爆音が出せます。ボリューム1超えたあたりで自宅で弾く分には十分な大きな音がでます。

9時あたりを超えだすと気持ちの良いクランチサウンドになり、12時を超えだすとオーバードライブくらいまで歪み始めます。ボリュームを上げれば上げるほど気持ちよく歪んでくれます、と共に音も爆音になります笑。

ライブハウスでも使える音量まで上がってくれますが、クリーンサウンドで大きな音にはできないです。

アッテネータがないタイプなので(出力0.5Wできるアッテネータ付きモデルもあります)小さめの音で歪ませることはどうしてもできないです。別途歪エフェクターが必要ですね。TS系のエフェクターを挟むととても気持ち良いサウンドです。

トーンの効きは3つとも浅いですね。レンジが狭いですが、使える音の範囲で変動してくれるのでとても使いやすいです。マーシャルのトーンコントロールはハイがきつめで癖が強いイメージですが、こちらはフラットな感じがします。全て12時でも耳が痛くないですね。感覚的にトーンのつまみを弄っていっても良い音が作れます。

小型アンプ特有の線の細い感じは一切ないですね。とてもパワフルなサウンドです。

レスポンスも良く、ピッキングニュアンスもつけやすいです。練習にはもってこいですね。

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総評

高音質なパンチのあるW数の割には音量も問題なく稼げるプレキシマーシャルサウンドです。

自宅でも高音質のマーシャルサウンドが楽しめるとても良いアンプだと思いました。

ただし、音が思ったより爆音なので自宅で楽しむにはアッテネータ付きのモデルを買われた方が良いと思います。

アンプ単体で歪サウンドを出そうとするとどうしても爆音になってしまうのでアンプでクリーン~クランチ程度で留めておいてエフェクターで歪ませる使い方しかできないです。エフェクターで歪ませるスタイルの人には何の問題もないですが。

マスターボリュームがないのが弱点なくらいですね。それがあれば歪んだサウンドでも音量を調節できたりして便利だったのですが、ボリュームは1コントロールなのでクリーンと歪みの切り替えはどうしてもエフェクターを使わないといけないのが難点。アンプ1台で事足りるってことはないです。

クリーンなんかいらねえ!アンプで歪ませてナンボだ!という方はそのままスタジオやライブハウスに持って行っても使えそうですね。

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