BOSS(ボス) BAS-1をレビューします。BOSSのアンプ用スタンドになります。
特徴
BOSS(ボス) BAS-1をレビューです。 使い勝手が良いアンプスタンドです。
アンプを床にベタ置きしてしまうと床との接地面の影響により低音に変化が生じ、聴こえる音が客席側に届いている音と必ずしも一致しない場合があります。
アンプをスタンドに配置することで床からアンプを浮かして演奏場所の影響を受けることなく安定したモニタリングが可能となります。
また、スタンドに設置することで高さと傾斜がつき、出音がプレイヤーにより近くなるので、自分の演奏を正確にモニタリングすることが可能です。
また、ステージにて使用する際、客席に届けるマイキングの音も安定します。
・・・のために使用するのが本来なのですが、私は自宅でこれ使ってます。
というのも、自宅がマンションなので床にベタ置きでアンプを置いてしまうとアンプから出る固体伝搬音により、床を伝って下の階の部屋に音漏れしてしまうことを防ぐためになるべくアンプと床の接地面を狭くしてしまおうということでこれを採用しました。
どうしてもアンプの振動音は伝わりやすいのでそれで下の階から苦情がきたら元もこうもありません。
様々なアンプのコンボアンプに対応する可変式パイプ
アンプの背面を受けるパイプの長さを段階的に調整することが可能なので、ある程度の大きさのアンプは問題なく受け止めてくれます。
このつまみを引いて棒を引っ張り出すと・・・
最大穴5つ分広げられます。マックスまで引っ張り出すと
このくらいのサイズ感。具体的な寸法ですが486~694mmまで広げられます。 それよりアンプサイズがはみ出ても特に問題なく置けるので自由度は非常に高いですね。
アンプ角度を自由にコントロール可能。折り畳みも容易
結構細かくアンプの角度は変えられます。折り畳みも非常に簡単。
中央部にロックがあるんですが、これを引っ張ってあげると
ロックが解除されます。
よくあるパイプで挟み合うだけの簡単な物じゃなくてこのギザギザの噛み合いで角度調整が可能なので高重量のアンプでも非常に安定します。
めちゃめちゃ角度をつけるとこんな感じ。
これよりも角度つけるとほぼ真上にアンプのスピーカーがくるような形にもできます。まぁ真上に音出したくないのでしませんが笑
スペックについて
材質:鋼鉄
許容質量:21kg
外形寸法:486~694mm(幅) × 340~445mm(奥行) × 520~445mm(高さ)
折り畳み時 490mm(幅)×565mm(奥行)×135mm(高さ)
本体質量:4.1kg
アンプスタンドの使い心地について
非常に安定しており、作りもかなりしっかりとしています。それでいて使い勝手も特に不満のないアンプスタンドです。
安物のアンプスタンドって簡単にコケそうで凄く不安ですけど、これはそういった不安全くないですね。
よほど大きい地震が来なければまあ大丈夫かなと思います。 実際置いてみた感じはこう
横からだと
こんな感じですね。欲を言えばアンプの下側を置くところが長ければもっと安定しただろうになと思います。
このアンプはMarshall class 5です。
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W495×H415×D230のサイズで。重量は12kgです。全然問題ないですね。
これを見る限りもっと大きなアンプでも全然問題なさそうです。
ただ、あまりにも大型のコンボアンプ(Fenderのツインリバーブ等)には流石に対応できない模様。あれ29kgですもんね。許容重量が21kgなので重すぎますね。
総評
非常に安定していて作りもしっかりしており、使い勝手も良い高品質なアンプスタンドです。
安物を採用してしまったばかりにアンプが倒れて故障・・・なんて笑えないですもんね。
大切なアンプを守るためにもケチらずにこういった品質のいいものを採用すべきかと思います。
安物買いの銭失いにはなりたくないですしね。
床ベタ置きのアンプではなくなったので、ある程度の音を出しても下の階に伝わりにくくなりました。
マンションでもヘッドホンではなくてスピーカーで音出し出来て嬉しい限りです。
角度がついたことで音が弾き手に直接飛んでくるので聴きやすくなりましたね。むやみやたらにボリュームを上げる必要もないです。
唯一の欠点はやっぱり高い。
まあでもしょうがないです。値段相応のしっかりした作りなので致し方ない。
一番しっかりしてそうなアンプスタンドで色々探してみましたが、やっぱりこれが一番良さそう。