【定番フェイザー】MXR M107 Phase100 レビュー

MXR(エムエックスアール) M107 Phase100をレビューします。フェイザーと言えばBOSSかMXRかくらいのド定番なペダルですよね。

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特徴

MXR(エムエックスアール) の M107 Phase100です。フェイザーの定番エフェクターですね。

Phase90ではSPEEDのつまみしかついていませんでしたが、これはIntensityのつまみが追加されています。

うねりの強度を4つのポジションで設定できます。こんな波形ですよみたいな絵で表記されているので分かりやすいですね。

Intensity(強度)について

音揺れの強度を設定するつまみになります。

一番左が一番強度が強く、音の波形の振幅が大きい、かつ波長も長いため、強烈なうねりが設定できます。いわゆるジェットサウンドと呼ばれるような音ですね。

左から2番目が音の波形の振幅は小さいが、波長が長い状態。縦のうねりが大人しくなった状態です。

右から2番目が音の波形の振幅は大きいが、波長が短い状態。縦のうねりは大きいですが、うねる感覚が短くなった状態ですね。

一番右が音の波形の振幅も波長も控えめにした状態。あまりうねらないですし、その上小刻みなので一番変化が少ないです。

SPEEDのつまみについて

音の波形がうねる周期をコントロールするつまみです。左に回せば回すほどうねるスピードが遅くなり、ぐわんぐわんと強烈な揺れ感が付加されます。

右に回せば回すほどうねるスピードが増してうねる周期が短くなっていきます。  

 

MXRのペダルは「これしかできないけど、これが気に入らないのなら他のペダルを使え」みたいな感じですよね。4種類のうねりとそれの周期の設定だけなのでセッティングが非常にやりやすいモデルです。

エフェクターの音作りについて

原音よりも音が軽くなったような音色になります。ロー感がなくなってハイが付加され、チャキチャキした音になりますね。

若干音をうねらせながらカッティングプレイしたい時とかに非常に有効なんじゃないのかなと思います。

フェイザーをONにすることで音量が変化することもないので使いやすいですね。原音のボリュームのまま揺れてくれます。

Intensityのつまみですが、一番左にすると一番強度の強いモードになります。それでも強烈なジェットサウンドにはならないですね。 フェイザーの揺れ感が維持された状態で強度が強くなるイメージです。

そもそも、ジェットサウンドを作りたければフランジャーを使えばいいだけなのでまあ問題ないかなと思います。 フランジャーほど大げさな物はいらないけど、シューゲイザーで使うような幻想的なサウンドにしたい場合に有効かと思います。

左から2番目にすると縦揺れ感が抑えられた状態になります。一番左でもうねりすぎてハマらないなと思った時に設定するのがいいですね。

左側のつまみは若干フランジャーっぽさが出るイメージです。 えぐいかけ方をするなら左側ですね。

右から2番目にすると波長が短くなってうねりが抑えられ、一番右にすると振幅も波長も抑えられてコーラスのようなエフェクトのかかり方になります。

右側にするとフェイザー感が出てきますね。一番右にしてクリーンサウンドのカッティングプレイをすると心地いいサウンドになります。

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総評

音色としてはロー感がなくなってハイが付加され、チャキチャキした音になります。フェイザーの機能としては十分だと思います。

変につまみが多くてセッティングがめんどくさいペダルを使って困惑するくらいならこれを使えばまず問題なくお好みのフェイザーサウンドが作れると思います。

4種類の音の揺れを決め打ちでセッティングできるので初心者にも優しいですね。

まずこれを使ってみて、もっと細かいセッティングにしたいとか、そもそもこの音色が好みでないってなってから違うフェイザーペダルを探せばいいんじゃないかなと思います。

お値段もお手軽なのも嬉しいですね。

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