アナリシスプラス シルバーオーバルをレビューします。クリアオーバルの上位互換です。
特徴
ハイエンドケーブルメーカーのAnalysis Plusのスピーカーケーブルです。このモデルがAnalysisスピーカーケーブルのハイグレードモデルになります。
Analysis Plusのケーブルは独特のケーブルの作り方をしています。ケーブルの導体は円形の2芯のケーブルをまとめたものになっていますが、Analysisは円形ではなく長方形に近い楕円の芯線で中が空洞になっています(中空楕円ケーブル。ホロウ・オーバル構造)。この構造は特許も取られています。こうすることで、信号は高い周波数も低い周波数も均一に流れ、フラットな周波数特性が得られます。
通常の円形の芯線のケーブルの信号波形は多少歪みがかかるのですが、analysisは歪むことなく綺麗な波形のまま信号を送れるとのことです。
クリアオーバルの導体は14ゲージを採用していますが、こちらは12ゲージと一回り太い物を採用しています。さらにシルバーメッキが施されています。導電率が一番早い金属がシルバーです。
アナリシスプラス クリアオーバルをレビューします。特徴ハイエンドケーブルメーカーのAnalysis Plusのスピーカーケーブルです。このモデルがAnalysisスピーカーケーブルのスタン[…]
クリアオーバル同様、取り回しは悪いわけでもないです。重量もそこまででもないので、プラグ部が悪くなる心配もなさそうです。
ケーブルの音質・評価について
ケーブルの評価ですが、Silver Ovalは・・・
8点
(評価:1~10点の10段階評価)
基本ベースはクリアオーバルの音色とそこまで変わらないように感じます。とにかくノイズが少なく、綺麗で繊細な音になります。クリアオーバルと違う点はシルバーオーバルの方が解像度が良く、音をくっきりしてくれます。
音の帯域はフラットで癖がなく使いやすいですね。どんなジャンルに使っても問題ないと思います。
クリアオーバル同様、原音重視のケーブルになります。
総評
こちらもクリアオーバル動揺、とにかく素直で綺麗にスピーカーに電気信号を送ってくれるケーブルです。
クリアオーバルよりもより解像度が良くなったパワーアップバージョン
音の帯域はフラットでオールラウンダー
クリアオーバルより良いと言えど、その点差はわずか1点です。そこまで圧倒的に良くなるわけでもなかったです。
値段は約1.5倍になりますので、その価格分出せるかどうかは本人次第かなと思います。