プロビデンス S101 model “Studiowizard”をレビューします。パッチケーブルでもお馴染みのメーカーですね。
特徴
スイッチャー・エフェクター・ケーブル幅広く販売しているメーカー、プロビデンスのシールドになります。元々、シールドケーブルの開発をメインとしてきたメーカーです。
S101はプロビデンスのフラッグシップのモデルになります。ハイエンドモデルの「Premium Link」の一つです。他にはZ102がありますね。
本格的なレコーディングやエフェクターの多用、広いスタジオでの使用を想定して作られたモデルになっています。低価格帯のプロビデンスのシールドに比べれば太く、丈夫に作られています。
長いケーブルで使用する際の高音域のレベルが低下したり、音痩せしたりするのを最小限に留めたとのことです。
ケーブルの音質・評価について
ケーブルの評価ですが、S101は・・・
4点
(評価:1~10点の10段階評価)
基本性能はフリーザトーンのCU-6550LNGに匹敵していると思われますが、フリーザトーンより若干癖があるため1点下げさせていただきました。
元々、私もメインシールドはS101だったのですが、低価格帯のケーブルからS101に乗り換えた時の感動はいまだに覚えています。
プロビデンスのいい文句の通り、シンプルに音痩せが目立たなくなります。パワー感もそれなりにしっかり出てきてくれますね。ノイズも特に気にならないです。
音の帯域はわりかしフラットですが、やや中高域が強く出ているように感じます。そこまで気になるほどブーストされるわけでもないので使いやすいですね。やや明るめのサウンドの音を作るのに向いてそうです。
特に悪い要素がないですね。値段に見合った性能かなと思います。安心して使えるケーブルです。
総評
こちらも平均的なケーブルですね。変に目立った癖もなく、使いやすいと思います。
フラットな音質でパワー感もそれなりの平均的なシールド
若干中高域がプッシュされ、やや明るいサウンド
とりあえず、これを買っておけばシールドに対してのストレスはないかなといった印象です。
レコーディング、ライブをするならこのレベルのシールドは確保しておきたいですね。